Googleではコンテンツを精査し低品質と判断されると、対象のサイトは検索結果の下位になってしまうことがありますが、その中のひとつの要素が重複コンテンツです。
同一サイト内で似たようなコンテンツが存在しているケースはもちろんのこと、他のサイトに類似のコンテンツがあれば低評価となります。
このような状態がSEO対策においてなぜよくないかと言うと、例えば1つのページの評価が100とした場合、同一サイト内に重複コンテンツがあればそれぞれ50ずつに分散して、高評価のチャンスを逃してしまいます。
また、万が一他のサイトから丸ごとコピーしたと判断される重複コンテンツがあれば、Googleから検索結果に反映されなくなるなどのペナルティが与えられます。
SEO対策では常に自サイトと外部サイトで重複コンテンツの有無を確認し、もしも存在が確認されたら即座に修正することが大切です。
SEO対策行う上で重要な「重複コンテンツ」を調べる方法
SEO対策を行う上で、コンテンツの質を高めることは非常に重要です。そして、重複コンテンツはその評価を下げてしまう要素なため、対策すべき部分です。
そんな重複コンテツを調べる方法はさまざまな方法がありますが、最も簡単なのは検索エンジンで対象のコンテンツの内容の一部を検索する、というものです。検索した結果、自身のではないページが上位表示された場合、同じ内容のコンテツ、いわゆる重複コンテンツである可能性が高いです。自社より上位表示されているサイトが出てきてしまったら、その内容を必ず確認するようにしましょう。なお、その際には「Ctrl+F」を押してページ内検索を行うと、より効率的に重複コンテンツの調査が行なえます。
SEOにおける重複コンテンツの影響
SEOでは重複コンテンツを同一ドメイン内、あるいは複数ドメインにまたがる完全に同じか、似ている内容のコンテンツと定義されます。
重複コンテンツにはペナルティのイメージがありますが、ペナルティが発生するのは基本的に無断複製されたものかサイトの大部分に見られる重複コンテンツです。
この為、重複コンテンツが存在するからといって、ただちにペナルティが発生するわけではないです。
とはいえSEOにおける影響が無視できる程度とも限らないので、重複コンテンツを発見次第速やかに対処することをおすすめします。
Google Search Consoleを使えば簡単に重複が発見できますし、他サイトにコンテンツを提供するコンテンツシンジケーション、盗用の対策の判断にも役立ちます。